車を使ってその車で寝泊りし、自由、気ままに全国をかけ巡ることは、行動範囲がお決まりのツアー旅行と比べても、行動範囲が格段に広がります。その結果、ツアー旅行では絶対にできない路地裏までも、行動範囲の対象になるのです。旅先で生活している土地の人々の息遣いを肌で感じることができる、そのことが可能なのが車中泊の魅力の一つなのです。

ツアーで巡る旅だと、バスや電車では、広くて主要な道路や線路沿いの周りしか見ることができません。そのようなところは、もはや観光地化された、人の手が加わり完成された区域なのです。そのようなところは、ガイイドブックの範囲を逸脱することもない面白みに欠ける区域なのですね。

一方、車中泊においては、車を留めるところが道の駅だったりすると、その土地の人々が運営している場合が覆いので、息遣いや言葉にその土地ならではの風土が感じられますね。都会と違って、人々がのんびりしていて、時間がゆったり流れていることを感じるだけでも、ああ旅に出てよかったと感じることでしょう。今朝、その土地で採れた野菜や果物を安心して買ってそのままほうばることで、こころの豊かさを感じることにもなります。そんな商品を通じて、日本人の律義さや生真面目さを改めて発見することにもなるのです。

ある小さな街道沿いのお客さんもまばらなコンビニでコーヒーを買って、車中で一休みした後に駐車場に車をおかしてもらって、路地裏をブラブラ散策するのも、車中泊の魅力の一つですね。その土地の息遣いを直接感じることができますから。喧噪からは程遠い静かな時間が流れているのを感じるのは、車中泊の醍醐味の一つです。

今夜は、近くの道の駅に車を留めて、近くの居酒屋に入ってみようか。そんな気分にさせてくれます。そしてその小さな居酒屋のカウンターの隅に腰かけて、地元の新鮮な食材を肴に、地酒をちびり、ちびり、たまりませんね。日本人に生まれてよかったと思える瞬間がそこにあるような気がします。時々、周りを見ながら、その土地の方言や会話に耳を傾けると、きっと、懐かしい記憶が蘇ることでしょう。そこには、便利さや効率を追求することとは異なる価値観が流れているのです。じっくり、時間を掛けて料理とお酒を堪能しましょう。

居酒屋を後にして、夜空を見上げると満天の星、田舎道ならなおさらいいですね。邪魔になる光も少ないですから。お腹は張ったし、美味いお酒でほろ酔い気分、あとは、一日の締めくくりで、「日本の良さの再発見」というお題でブログに投稿したり、本を読んだりして過ごします。明晩はそうだ!、今日の続き、もっと標高の高い、光の邪魔がまったく入らない場所に車を留め、満天の星空を満喫することにしよう。今夜は居酒屋で少し贅沢をしたので、明日は、地酒のカップ酒とコンビニでおつまみ買って、満天の夜空を肴に、日本の良さを感じることにする。

車中泊は自由に移動が可能で、行く先々の路地裏に入って、人々の生活や普段の会話を聞くことで、旅先の土地の風土の一端を垣間見ることで、日本の良さを改めて発見することができるんですね。